ガードライン技術資料

杉俣コンクリート工業株式会社

076-275-3981

ガードライン

ガードライン技術資料

交通の円滑化と交通事故の防止を図るため諸施策の1つとして、車輛の破損の度合いが少なく、衝突後、進行方向に復元でき、乗員の安全も確保できることを前提とした弾性防護柵を念頭においてこの製品(ガードライン)は考えられました。
比較的地形の悪い山間部や海岸線などを中心に、また市街地などにおける景観などにも配慮し、施工、保守、維持管理の容易さ、安全性を考えこの製品は作られております。

高い路外逸脱防止効果

車輛の接触や衝突、除雪地帯ではさらに除雪等により破損した防護設備の復旧には、従来、多くの工期と手数を必要としてきましたが、本製品は独立方式なので万一の復旧にも必要最小限に抑え、また補修用アンカーボルトを用意し交換が簡単でしかも経済的です。また衝突時においても変形が少なく、自動車の路外逸脱防止能力が大きく、強度も充分であり、大局的には道路設備の節約となるものと思われます。

試験研究

ガードライン試験風景

実施者 金沢大学工学部土木工学科試験室
目的 PCガードラインT型・U型の強度試験
日本道路協会による「防護柵設置要綱」の設置計画「種別」判定
方法 静的載荷試験 詳細をご希望の方はお問い合わせください。
試験 静的試験結果 供試体3個の28日圧縮強度及び弾性係数は平均値σ28=448kg/cm2 Ec=298,000kg/cm2であった。図1は共試体の底面のすべりによる変位を表し、図2は積荷に対する回転変位を表す。それぞれの変位は非常に小さく、ガードラインの強度には関係がないものと思われる。ガードラインの背面の応力及びアンカーボルトの応力については図3と図4に示す通りで、ほぼ等比的な関係にある。尚、タイヤのばね係数はk=0,95/cmの値が得られた。
動的試験結果 重鋼物を落下させ直撃試験を行い表1の結果を得た。最大化速度と荷重の重量をかけた値が衝撃力である。衝撃力の作用時間は直撃の場合を除いて0.0048秒〜0.0062秒である。図3は動的応力の最大値の平均値を衝撃力に対してプロットし、図4は図3の各アンカーボルトの応力の最大値を衝撃力に対してのプロットです。

試験結果

・PCガードラインに大型トラックが衝突する際の、PCガードラインの水平移動、回転数は微小です。
・PCガードラインのひび割れ荷重は30t、破壊荷重は40tと推定される。
・破壊荷重でのアンカーボルトの応力はボルトの降伏応力度に近く、PCガードラインのコンクリートの強度とアンカーボルトの強度は均整のとれた設計となっている。
・PCガードラインに大型トラックの前輪がタイヤに衝突する際のタイヤのバネ係数はk=0.95t/cmである。
・応答解析によるPCガードラインへの動的作用力の推定は妥当のものと思われる。
ガードライン説明図

ガードライン説明図

ガードライン説明図

ガードライン説明図

試験結果

ガードライン試験風景

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